■妊娠8週目だけど葉酸をいまからとっても遅い?

 

・葉酸は妊娠初期にぜひ摂取したい栄養分
・妊娠3か月まで、葉酸の摂取が推奨されている
・ぜひ今からでも葉酸を!

 

 

初めての妊娠、分からないことだらけですよね。
私も、一人目の妊娠時には、とにかく妊娠について全く知識がない状態でした。

 

 

加えて、妊娠判明とともにつわりに悩まされ、
やっと妊婦さん向けの雑誌を読むほどに余裕ができたのは、かなり後のこと。

 

 

もちろん、「葉酸」というものの重要性も妊娠当初には全く知らない状態だったのです。

 

 

私のように初期に余裕がなかったケースでは、「妊娠初期にぜひ摂取したい栄養分」と
聞いて、「知らなかった!」と驚いた人も少なくないと思います。

 

 

では、具体的に「妊娠初期」とは、どれくらいの時期をさすのでしょうか?

 

 

調べてみたところ、葉酸を摂取したいと推奨されているのは、
妊娠1か月から3か月とのこと。

 

 

ん?妊娠1か月?
ということは、妊娠前から摂取したほうが良いということなのですね。

 

 

これには一番驚きました。
ただ、ほとんどの場合、そのような知識は妊娠して初めて得るものではないでしょうか?

 

 

妊娠に気が付くのは、早くて2か月くらいです。
特別意識していなかった場合には、
妊娠3か月になってから気付くというケースも珍しくありません。

 

 

推奨期間の広範にさしかかっていますので、
これから摂取したのでは遅いのではないかと落ち込んでしまう人も多いようです。

 

 

ただ、そんなことはありません。

 

 

まだまだ「妊娠初期」です。
今からでも遅くありません。

 

 

妊娠が分かったら、1日も早く、今からでも葉酸を摂取することをおすすめします。

 

 

■妊娠初期に葉酸の摂取が推奨されている理由

 

・葉酸は、先天性異常のリスクを軽減する
・赤ちゃんの大切な器官を形成する時期、それが妊娠初期
・先天性異常が発生すると言われている時期とは?

 

 

妊娠初期にぜひ摂取したい成分と言われている「葉酸」。

 

 

でも、葉酸って、どうして妊娠初期に必要なのでしょうか?
調べてみたところ、葉酸は赤ちゃんのために必要なもののようです。

 

 

葉酸は、赤ちゃんの先天性異常のリスクを軽減すると言われているのです。

 

 

妊娠初期に、赤ちゃんの大切な器官が形成されます。
長い妊娠期間の中で、一番デリケートな時期と言えるかもしれません。

 

 

その時期に葉酸を摂取することで、赤ちゃんが生まれる前からリスクを負う可能性を
低減することができるのですね。

 

 

胎児の先天性異常は、受胎後すぐから、
妊娠10週くらいまでの間に特に発生するリスクが高いと言われています。

 

 

そのため、妊娠初期、特に妊娠が判明する前からの摂取が推奨されているのです。
妊娠を望んでいる人は、妊娠が判明する前から摂取しておくといいと言われています。

 

 

しかし、多くの人は、妊娠判明後に葉酸の摂取を検討するもの。

 

 

赤ちゃんの先天性異常については、さまざまな情報があり、正確にいつの時期に、
どのような要因で起きるのか、一概には言えません。

 

 

葉酸を早めから摂取しておいた方が良いことは正しいことかもしれません。
しかし、「今更遅い」ということは絶対にないと思います。

 

 

妊娠8週目でも、遅いということはありません。
多くの人が、ちょうどそのくらいの時期に摂取しています。

 

 

まさに今、この瞬間にも、赤ちゃんの大切な器官が形成されているのです。

 

 

今からでも、ぜひ葉酸を意識的に摂取するようにしてください。

 

 

葉酸は、食べ物にも含まれています。
その名の通り、葉物野菜で補給することができます。

 

 

しかし、葉酸は極端に熱に弱く、食べ物から十分な量を摂取するのは難しいと
言われています。

 

 

すぐに葉酸を摂取したい!というときには、葉酸サプリがおすすめです。

 

 

葉酸サプリは、手軽に必要な葉酸を補給することができる、優れもの。
小さな錠剤のものもあり、つわりの時期でも飲むことができます。

 

 

妊娠中は、小さなことも気になってしまうもの。
葉酸の摂取開始が遅くなってしまったことも、本当に気になってしまいますよね。

 

 

でも、多くの人が同じ状況です。
過度に落ち込まず、今からできることを始めていきましょう。

 

 

■葉酸の効率的な摂取方法

 

・葉酸は水や熱に弱い、水溶性ビタミン
・必要な量の葉酸を食べ物のみから摂取するのはとても難しい
・葉酸サプリ、葉酸含有の飲料などを検討する

 

 

先ほど少しご紹介しましたが、葉酸はとても熱に弱い栄養分。
更に、葉酸は水溶性ビタミンと呼ばれる栄養分で、水にビタミンが溶け出してしまいます。

 

 

そのため、せっかく葉酸がたくさん含まれている食品を摂取しても、思ったほど
摂取できていないもの。

 

 

そのため、食事のみで、妊娠初期に摂取したい葉酸量を完全にカバーするのはとても
難しいと言われています。

 

 

そこでおすすめなのが、葉酸サプリや、葉酸入りの飲料です。

 

 

葉酸の成分をぎゅっと濃縮してありますので、無駄なく確実に葉酸を摂取することが
できます。

 

 

飲料としては、妊婦さん向けの青汁などによく「葉酸配合」と記載がありますので、
意識して見てみてください。

 

 

妊娠に気付いたら、その時が葉酸のはじめ時です。
赤ちゃんのため、ぜひ意識して摂取してあげてくださいね。

 

■葉酸を取らないとどういうリスクがあるの?

 

・葉酸不足による、赤ちゃんへの影響
・神経管閉鎖障害とは?
・妊娠初期、葉酸の摂りすぎは心配しなくて良い

 

 

葉酸不足になっていると、具体的にどのようなリスクがあるのでしょうか?

 

 

お腹の中の赤ちゃん、胎児の細胞分裂が盛んな妊娠初期において、
葉酸が不足していると、先天性の疾患を招く危険性があります。

 

 

特に、二分脊椎症などの神経管閉鎖障害の発症リスクが高くなると言われています。

 

 

神経管閉鎖障害とは、妊娠初期に起こる先天性異常のひとつ。

 

 

神経管とは、脳や脊髄など、とても大切な中枢神経のもととなる細胞の集合体です。
これらの神経細胞は、妊娠初期に細胞分裂していくことで形成されます。

 

 

つまり、妊娠初期は、脳や脊髄をはじめとする、
とても大切な器官の形成期ということなのですね。

 

 

神経管の上部に閉鎖障害が生じた場合には、脳が形成不全となることも。
そのような状況は無脳症と呼ばれ、流産や死産の確立が高くなってしまうのです。

 

 

葉酸の摂取ですべての神経管閉鎖障害を予防できるわけではありません。
ただ、リスクの軽減になることは間違いありません。

 

 

葉酸は、水に溶ける性質を持つ、水溶性ビタミンです。

 

 

そのため、多少過剰摂取しても、体の中で尿に溶け出してしまいますので、
問題になることはないと言われています。

 

 

妊娠初期には、葉酸量が多すぎるのではないかと心配せず、バランスの取れた食事に
プラスして、葉酸をサプリなどで摂取するようにしましょう。

 

 

■厚生労働省が葉酸を推奨する意図

 

・厚生労働省は葉酸を「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のため」に推奨している
・葉酸不足のみが神経管閉鎖障害の原因ではない
・一定のリスク低減が認められるため、葉酸の摂取を推奨している

 

 

葉酸の摂取を、厚生労働省が推奨しているってご存知でしたか?
私は、その話を聞いて、少し驚きました。

 

 

妊娠中、「○○がいい」「こういうことはしないほうが良い」という、
根拠がはっきりしない、迷信に近い話が多いもの。

 

 

実は、葉酸摂取も、そういう種類のものだと思っていたのです。
ただ、葉酸は違いました。

 

 

厚生労働省が正式に推奨するからには、きちんとした理由があるからなのです。

 

 

厚生労働省は「妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸摂取にかかる適切な情報提供」を
推進しています。

 

 

欧米諸国においては、神経管閉鎖障害のリスク低減のために、
葉酸の摂取を積極的に推進しています。

 

 

日本においては、諸外国に比べて二分脊椎の発症率が低いことなどから、
これに関わる疫学調査はあまり行われてこなかったという現状があります。

 

 

しかし、神経管閉鎖障害の発症率が低い、中国南部の研究においても葉酸の摂取が
神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させるという調査結果が示されました。

 

 

更に、日本においても二分脊椎の発症率が増加傾向にあることが報告されました。

 

 

これらの調査結果に加え、食生活の多様化によって、
これまで以上に葉酸不足となる人が増加する可能性が高いとも言われています。

 

 

これらの要因から、葉酸の情報を提供するようにとの指針を打ち出しているのです。

 

 

妊婦さんの中には、「昔は葉酸なんて言っていなかったのに、どうして最近?」
「昔は必要と言われてなかったのだから、現在も必要ないのでは?」と言う人がいます。

 

 

昔、葉酸の必要性が今ほど周知されていなかったのは、上記の理由からなのです。

 

 

また、昔は和食中心の食事内容のため、現在よりも
食事の中で葉酸をたくさん摂取できていた可能性もあります。

 

 

厚生労働省も葉酸の摂取を推進しているように、
妊娠初期に葉酸を意識的に摂取することは、リスク低減に一定の効果をもちます。

 

 

お腹の赤ちゃんのため、できることはぜひしてあげたいですよね。

 

 

■葉酸、妊婦さんの実際のところ

 

・実際、妊婦さんは葉酸を意識して摂取しているの?
・妊娠中に葉酸を摂取した妊婦さんの声

 

 

葉酸の重要性はわかりますが、
実際、妊婦さんは意識的に葉酸を摂取しているのでしょうか?

 

 

実際、私は妊娠中に葉酸サプリを飲んでいました。

 

 

産婦人科で葉酸の重要性を説明されたことと、
サプリならば手軽なので自身の負担にならないため、気軽に飲み始めました。

 

 

でも、実際、他の妊婦さんのことは知りません。
実際、多くの妊婦さんが葉酸を摂取しているのでしょうか?

 

 

調べてみたところ、比較的多くの妊婦さんが、
何らかの形で葉酸を摂取しようと意識していました。

 

 

一番多かったのは、葉酸サプリ。
次いで、葉酸が配合されている飲料などでした。

 

 

多くの妊婦さんにサプリが選ばれていた理由は、「安心のため」。

 

 

最近では私の場合のように、産婦人科でも葉酸の重要性を説明してくれることがあります。

 

 

そのため、赤ちゃんの先天性異常のリスク低減のために
ぜひ葉酸をとの意識がつきやすいのですね。

 

 

そして、サプリなどで明確に葉酸を摂取しているという安心感が、
妊婦さんの安心感になっているようです。

 

 

妊娠中は、いろいろなことが不安になり、心配事が多いとき。

 

 

葉酸サプリを飲むことで、その心配事を一つ減らすことができるといいですね。

 

■先天性異常とは?

 

・先天性異常の種類
・先天性異常の原因とは?
・葉酸でリスクが低減すると言われている先天性異常とは?

 

 

健康で、元気な赤ちゃんが生まれてほしい。
全ての妊婦さんがそう願っていると思います。

 

 

特に妊娠中は先天性異常などのリスクについて考えたくないと
思う人もいるかもしれません。

 

 

しかし、リスクを知ること、その原因の可能性を知ることは、
リスク低減のために重要になることもあります。

 

 

先天性異常とは、どのようなものなのでしょうか?

 

 

妊娠中の経過や先天性異常の発生時期、原因に関しては、
現在も様々な研究が行われています。

 

 

今、この瞬間にも新しい事実が解明されているかもしれません。
今回は、現在知られている先天性異常についてご紹介します。

 

 

先天性異常とは、胎児期と呼ばれる期間に発生する、
胎児病と呼ばれる異常により生じる先天性奇形などの症状を呼びます。

 

 

心臓の障害、口唇裂、口蓋やダウン症など、
先天性異常と言われる症状には様々なものがあります。

 

 

生まれながらにある、体の機能や身体的・精神的障害を指して呼ばれる名称です。

 

 

そして、先天性異常の原因も、多岐にわたります。

 

 

染色体や遺伝子の異常のこともあります。
妊娠中のお酒やたばこ、薬など、外的要因に起因するものもあります。

 

 

また、妊娠中の風疹感染など、ウィルス感染が原因となることもあります。

 

 

染色体や遺伝子の異常は、気を付けて回避できるものではありません。

 

 

しかし、お酒やたばこ、薬などに関しては、
妊娠中の生活の中で十分に気を付けられることです。

 

 

何が良く、何が悪いのかを知ることはとても大切なことです。

 

 

ご紹介している葉酸は、先天性異常のうち、
神経管閉鎖障害のリスク低減に効果があると言われています。

 

 

生まれる前の赤ちゃんを守るため、妊娠中にしない方が良いこと、
逆にぜひ妊娠中にしておきたいことについて、積極的に情報収集したいですね。

 

 

■ダウン症や奇形児も先天性異常?

 

・ダウン症や奇形児も、先天性異常と呼ばれる
・先天性異常検査とは?
・出生前診断とは?

 

 

ダウン症や奇形児なども、先天性異常と呼ばれるのでしょうか?

 

 

赤ちゃんが生まれると、病院に入院している間に、新生児スクリーニングと呼ばれる、
先天性代謝異常検査というものを実施します。

 

 

この検査項目のみを先天性異常と呼ぶならば、ダウン症などは含まれません。

 

 

しかし、先天性異常の定義は、解釈により異なる場合もあるかもしれませんが、
生まれながらの症状という広義では含まれると思います。

 

 

ダウン症とは、染色体の数が1本、通常よりも多いという異常で発症します。
先にご紹介した先天性異常のうち、染色体の異常が原因の症状ですね。

 

 

近年では、出生前診断で、ダウン症の可能性を出産前に知ることができるようになりました。

 

 

エコーで胎児の首の後ろに大き目の隙間があるかどうかを見ることが一般的です。

 

 

ここで異常が確認された場合には、羊水検査と呼ばれる検査を実施するケースもあります。

 

 

この、出生前診断が一般的に知られるようになったことで、
先天性異常についても以前よりも広く知られるようになりました。

 

 

■葉酸摂取でリスクを低減できる先天性異常

 

・葉酸は神経管閉鎖障害のリスクを低減する
・神経管閉鎖障害とは?
・葉酸の効果的な摂取方法

 

 

「葉酸を摂取すると先天性異常のリスクを低減する」。
しかし、全ての先天性異常に対してというわけではありません。

 

 

葉酸を摂取することでリスクを低減することができる先天性異常は、
神経管閉鎖障害と呼ばれます。

 

 

あまり聞きなれない名称だと思います。
どのような症状なのでしょうか?

 

 

神経管閉鎖障害は、主に先天性の脳や脊髄の癒合不全のことを言います。

 

 

脊髄の癒合不全を二分脊椎と言い、
生まれたときに腰部の中央に腫瘍が認められることが多くあります。

 

 

また、脳に腫瘤のできる脳瘤や、脳が発育しない無脳症などがこれに含まれます。

 

 

神経管閉鎖障害とは、赤ちゃんの生死にかかわる重大な症状です。

 

 

この神経管閉鎖障害のリスクを、葉酸の摂取で低減できるのです。
妊娠が判明したら、ぜひすぐにでも葉酸を摂取してください。

 

 

葉酸が水や熱に弱いという特性から、
食品のみから十分な葉酸を摂取するのは困難であると言われています。

 

 

妊娠初期には、サプリや葉酸入りの飲料などで、意識的に葉酸を多めに摂取したいですね。

 

 

ただ、一度にたくさん摂取しても、必要量以外は尿として排泄されてしまいます。
そのため、心配だからと、一度に多量に摂取しても効果が高いというものではありません。

 

 

理想は、1日数回に分けて、継続的に摂取すること。

 

 

そのためには、やはり葉酸サプリや葉酸が含まれている飲料などを
使用するのが手軽だと言えます。

 

 

妊娠中は、とにかくお腹の中の赤ちゃんが心配です。
その心配事を軽減するため、効果的に葉酸を摂取していきましょう。

 

■葉酸が取れる食品と分量。

 

・葉酸がたくさん含まれている食品とは?
・食品別、葉酸の量をまとめました
・葉酸を摂取しやすい食事は、実は和食?

 

 

妊娠初期にぜひ摂取したい葉酸。
葉酸は、どのような食品に含まれているのでしょうか?

 

 

葉酸は、その名称のとおり、葉物のお野菜に多く含まれています。

 

 

ほうれん草や春菊など、よく目にする食品に含まれていますので、
通常の食生活を送っていると、知らないうちに摂取している栄養分です。

 

 

でも物野菜以外に、それ以上に多く葉酸を含んでいる食品が実はあるんです。

 

 

葉酸の量を食品別に見てみましょう。
食品100グラムあたりの葉酸の含有量を以下にまとめます。
単位はマイクログラムです。

 

 

◇鶏レバー :1,300
◇うなぎ(きも) :380
◇枝豆 :260
◇パセリ :220
◇ほうれん草(生) :210
◇春菊(生) :190
◇ヨモギ :190
◇菜の花 :190
◇アスパラガス :180
◇すじこ :160
◇たまごの卵黄 :140
◇納豆 :120
◇ケール :120
◇ソラマメ :120
◇ブロッコリー :120

 

 

上記の通り、葉酸は、レバーやうなぎ、緑黄色野菜に多く含まれています。

 

 

この食品ラインナップを見てみて、いかがでしょうか?
比較的身近な食品が多いなという印象を受けませんか?

 

 

野菜だけでなく、ソラマメや納豆を始めとする豆類にも多く含まれていますので、
実は和食を食べていると、知らないうちに葉酸の多い食事になっているとも言われます。

 

 

食事の欧米化が進んでいると言われていますが、葉酸摂取の観点から、
和食の魅力を再発見してみませんか?

 

 

■葉酸摂取の推奨量

 

・妊娠時以外の必要量は240マイクログラム
・妊娠初期は400マイクログラムが推奨されている
・それなら簡単?いえ、実は簡単じゃないんです。

 

 

葉酸は、具体的に1日にどれくらい摂取すればよいのでしょうか?

 

 

1日に摂取する葉酸の量は、妊娠時以外で240マイクログラムと言われています。
妊娠中は、400マイクログラム。

 

 

妊娠中は1.6倍も必要なのですね。

 

 

この量、食品をどれくらい食べればいいのでしょうか?
先ほどご紹介した食品の葉酸含有量で確認してみましょう。

 

 

妊娠中の400マイクログラムをクリアするためには、
◇鶏レバーを30グラム
◇ほうれん草100グラムとたまごと納豆

 

など、簡単にクリアできそうですね。

 

 

でも実は、葉酸を摂取するのは、簡単ではないのです。

 

 

葉酸は水と熱に弱い栄養分。
そのため、調理をすると、その量が激減してしまうのです。

 

 

たとえば、ほうれん草でおひたし。
おひたしを作るとき、ほうれん草をゆでますよね?

 

 

実は、ほうれん草をゆでると、なんと葉酸の量は半分になってしまうと言われています。

 

 

せっかく、食品には多くの葉酸が含まれているのに、調理することで失われてしまうため、
なかなか摂取できないのですね。

 

 

食品の葉酸含有量だけをみると、簡単に摂取可能なように思いますが、
実際はそう簡単でないため、葉酸サプリなどを使用するひとが多いのです。

 

 

■葉酸不足はママにも悪影響?

 

・妊婦さんの貧血の原因は、葉酸不足?
・貧血以外にもある!葉酸不足による悪影響

 

 

お腹の赤ちゃんのために必要な葉酸。
でも実は、ママのためにも必要な栄養分なのです。

 

 

妊娠中、貧血になってしまう妊婦さんが多くいます。
貧血の原因はたくさんありますが、その貧血の一因が、葉酸不足。

 

 

妊娠初期には、それまでと異なり、急激に葉酸が多量に必要となります。
葉酸は、細胞分裂に不可欠で、「血を作るビタミン」とも呼ばれているのです。

 

 

妊娠初期は、お腹の赤ちゃんの脳や脊髄など、重要な器官が形成されていますので、
葉酸が大量消費される時期。

 

 

妊娠すると、ママの体の血液量は増加するようになっています。
しかし、それに比例して自然と赤血球が増えてくれるわけではありません。

 

 

血液量は必要だけれど、勝手に増えてはくれない。
これが貧血の原因です。

 

 

そんな血液が必要な時期に葉酸が不足すると、ママは貧血になってしまいます。
貧血になると、めまいや動悸、息切れ、疲労感といった症状が表れます。

 

 

体調不良になりやすい妊娠中には辛い症状ですね。

 

 

また、それだけでなく、貧血が長く続くと、お腹の赤ちゃんの発育が悪くなったり、
出産が大変になると言われています。

 

 

未熟児の一因や、出産時の微弱陣痛などの一因が、貧血であると言われているのです。
貧血にならないために、葉酸はぜひ摂取したいですね。

 

 

葉酸の働きはそれだけではありません。
葉酸が不足することで、免疫力が落ちてしまったり、消化機能が低下するなどの悪影響も。

 

 

葉酸は、赤ちゃんだけでなく、ママの体のためにもとても重要な栄養分です。

 

 

妊娠初期には、赤ちゃんの先天性異常リスク低減のため、ママ自身の体調のためにも、
通常よりもたくさんの葉酸を摂取する必要があります。

 

■葉酸サプリで葉酸をとりすぎるのが心配

 

・葉酸、どれくらい以上が「とりすぎ」?
・葉酸サプリ+葉酸豊富な食事=過剰摂取?
・用量を守っている場合には、過剰摂取の心配はない

 

 

葉酸をサプリで補給!そんなとき、心配になるのが「とりすぎ」ですよね。

 

 

葉酸は、どれくらい摂取すると過剰摂取になるのでしょうか?

 

 

厚生労働省の通達によると、1日あたり1000マイクログラムを超えるべきでないと
されています。

 

 

妊娠中の推奨摂取量が400マイクログラムですから、
400から1000マイクログラムが理想の摂取量ということになりますね。

 

 

葉酸サプリを飲んで、さらに、お腹の赤ちゃんに良いようにと、葉酸を含んだ食事を
していると、この閾値を超えてしまうのではないかと心配する人がいます。

 

 

結論から言うと、その心配はほとんどないと思います。
その理由は以下の通り。

 

 

まず、食事から摂取できる葉酸の量は、ごくわずか。
熱や水に弱い性質から、残念ながら、調理した食材からは葉酸の大部分が失われています。

 

 

そして、葉酸は水溶性のビタミンです。
一時的に多少過剰に摂取しても、過剰分は体の中で尿にとけ、排泄されてしまいます。

 

 

葉酸を過剰に摂取するって、案外大変なことのようです。

 

 

しかし、サプリの過剰摂取は絶対に控えましょう。

 

 

葉酸が良いと聞き、赤ちゃんが心配なばかりに、
サプリを規定量よりも多めに飲むのは危険です。

 

 

サプリには、濃縮された葉酸が含有されています。
サプリの過剰摂取は、葉酸の過剰摂取のもと。

 

 

葉酸サプリの用量を守っている以上は、
葉酸の摂りすぎになっている可能性はほぼ考えなくて良いと思います。

 

 

それよりも、葉酸が不足してしまうことの方が、心配なことが多いもの。

 

 

過剰摂取を気にして、サプリを敬遠する必要はありません。
正しく使用し、葉酸をしっかり補給するようにしましょう。

 

 

■仮に葉酸を取り過ぎなたらどうなる?

 

・葉酸の過剰摂取による影響
・葉酸をとりすぎて問題が発生したケースは実際にある?
・こんなケースに注意!葉酸をとりすぎてしまう生活習慣

 

 

実際、もし葉酸を継続的に過剰摂取してしまうと、どのような影響があるのでしょうか?

 

 

一般的に言われている、葉酸過剰摂取の影響は以下の通り。

 

 

◇不眠症、食欲不振、吐き気、むくみ
◇皮膚のかゆみや、アレルギー反応
◇赤ちゃんが小児ぜんそくになるリスクがわずかに上がる

 

 

ちょっと心配になりますよね。

 

 

ただ、この過剰摂取は、一時的に多く摂ってしまったということではなく、
継続して葉酸を過剰に取り続けた場合の影響だと言われています。

 

 

1日や2日、葉酸の量が多めだったというだけで影響がでるという種類のものでは
ありません。

 

 

私も、心配になって葉酸の過剰摂取で悪影響がでたケースがあるのか、
産婦人科医に聞いたことがあります。

 

 

その回答は、「実際にはほぼないと思って良い」とのこと。

 

 

理由としては、サプリを飲んでいても、
規定量を飲むだけならば過剰摂取にはならないから、というものでした。

 

 

確かに、調べてみても、葉酸の過剰摂取で問題が生じたという実際の声は
見つけることができませんでした。

 

 

妊娠中は、体調不良などのトラブルがつきもの。
そのため、葉酸の過剰摂取が体調不良の原因と断定できないためかもしれません。

 

 

葉酸は、過剰摂取を心配するよりも、心配なのは、やはり不足すること。
不足した場合の方が、妊婦さんにも赤ちゃんにも悪影響が生じるリスクが上昇します。

 

 

ただ、サプリなどを過剰に摂取しない工夫は必要です。

 

 

「あれ?サプリ飲んだっけ?」と心配になり、飲んでないよりは多い方がいいかなと、
とりあえず飲んでおこうと飲んでしまっていませんか?

 

 

妊娠中は、通常の時期よりもボーっとしやすいもの。

 

 

1度や2度のことでしたら問題ないと思いますが、あまりにこのようなことが
続く場合には、ぜひ飲んだ際にカレンダーに印をつけるなど、対策をしてみましょう。

 

 

また、妊娠中に良いとされる健康食品や飲料を多用するのも少し注意が必要です。

 

 

飲料などにも、妊婦さん向けのものですと、「葉酸配合」というものも多くあります。

 

 

サプリを飲んで、妊婦さん用の飲料で葉酸をさらに補給してしまっていて、
気付かないうちに過剰摂取となっているケースも。

 

 

食事+サプリでは、過剰摂取の心配はいりません。

 

 

しかし、他に健康食品などを併用する場合には、
少し注意して確認するようにしてみてください。

 

 

■葉酸がとれる食事

 

・食事から、少しでも葉酸を摂取する工夫
・毎日、少しずつ意識することが大切

 

 

食事からはなかなか摂取しにくい、葉酸。
でも、少しでも摂取できるように食事を工夫したいもの。

 

 

葉酸を効率よく摂取する方法を少しご紹介します。

 

 

◇小松菜ガーリック炒め

 

ほうれん草などと違い、下茹でなしでも食べられる小松菜は、
葉酸を失いにくい食品のひとつ。

 

 

下茹でなしで、薄切りのにんにくと炒めて、美味しく葉酸を補給しましょう。
小松菜には、カルシウムや鉄分も。

 

 

妊婦さんにおすすめのおかずです。

 

 

◇デザートはキウイフルーツ

 

甘いものが食べたくなる妊娠中。
でも、体重の管理もしっかりしなければいけませんよね。

 

 

そんな妊婦さんにおすすめのデザートは、キウイフルーツ。
キウイフルーツって、栄養価満点で、低カロリーなんです。

 

 

フルーツなら生で食べられますので、葉酸もしっかり摂取。
おいしく葉酸を補給してみてください。

 

 

体に良いものは、1度食べたらいいというわけではありません。
何が良いかを知って、意識して摂取していくことがとても大切です。

 

 

毎日、少しずつの心がけが、赤ちゃんとママの元気を守ってくれます。

 

■葉酸以外で取り過ぎ注意なビタミン

 

・妊娠初期は、ビタミンAに要注意。
・摂取して良いビタミンAと、避けたいビタミンAがある?
・サプリ選びにも注意が必要!

 

 

妊娠初期に過剰摂取に気を付けたいのが、ビタミンA。

 

 

妊娠1か月から3か月の間に、ビタミンAを過剰に摂取してしまうと、赤ちゃんの
口唇口蓋裂、心臓や血管の異常、目や耳の異常が生じるリスクが上がると言われています。

 

 

ビタミンAは脂溶性ビタミンで、体の中に蓄積しやすいもの。
そのため、多めに摂取してしまうと、溜まって過剰な状態になってしまうのです。

 

 

ビタミンっていうと、体に良いものというイメージがあるのですが、
このような影響があるなんて、少し驚きですよね。

 

 

ただ、全てのビタミンAに注意が必要なわけでもないようです。

 

 

ビタミンAは、動物性食品に含まれるものと、植物性食品に含まれるものとで、
少し性質が違います。

 

 

体に蓄積されてしまうのは、動物性食品に含まれるビタミンA。
レチノールと呼ばれる成分です。

 

 

野菜などの植物性食品に含まれるビタミンAは、体に必要な分だけ吸収され、
その他は体外に排出されるので、心配いりません。

 

 

こちらは、ベータカロチンと呼ばれます。

 

 

ビタミンAを気にするあまり、お野菜を食べることをためらう必要はないのですね。
健康のため、お野菜はしっかり食べましょう。

 

 

注意したいのは、レバーやウナギなど、
動物性のビタミンAを毎日継続して食べてしまうこと。

 

 

そして、健康食品やサプリなどでビタミンを集中的に補給してしまうこと。

 

 

妊娠初期、葉酸やカルシウム、鉄分などを
サプリで補給しようと考える妊婦さんは多いものです。

 

 

その時、何が必要なのか選択するのが面倒だからと、「マルチビタミン」など、
いろいろなものが統合されたサプリを選んでしまう場合があります。

 

 

そのようなものの場合、摂取したい栄養分にまざって、
ビタミンAも含有されていることが珍しくありません。

 

 

妊娠中でなければ、ビタミンAは多少多めに摂取しても問題ないもの。
妊娠初期だけは気を付けましょう。

 

 

この時期のサプリ選びは、少し慎重に。

 

 

いろいろなものが含まれているサプリを摂取する場合には、
何が含まれているのか、確認するようにしましょう。

 

 

■葉酸サプリは品質にこだわったものを選ぶべき。

 

・しっかり葉酸が含まれているサプリを選ぼう
・妊娠中に飲んだものは、赤ちゃんに影響する。
・サプリは品質、飲みやすさが大切。

 

 

「葉酸サプリ」、今は本当にたくさんの種類が販売されていますよね。
何を基準に選んだらいいのでしょうか?

 

 

サプリ選択で大切なのは、品質です。
サプリの品質とは、ちゃんと栄養分が含まれていることと、安全であること。

 

 

「葉酸配合」などと記載されているものはたくさんありますが、そのサプリ、
しっかり葉酸を含んでいますか?

 

 

葉酸が付加的なものになっていて、他の栄養分の補給のおまけに、
少しだけ含有されているというものも珍しくありません。

 

 

サプリを選択する場合には、補給したい栄養分が何なのか、
それがどれくらい含有されていて、摂取可能なのかを確認するようにします。

 

 

そして、「摂取したくない成分」が含まれていないかを確認することも大切です。

 

 

栄養分はもちろんのこと、サプリの安全性も気にしたいところ。

 

 

妊娠中にママが口にしたものは、赤ちゃんにも影響します。

 

 

最近では、無添加、無香料のものや、放射線検査済みの原料を使用したものなど、
安全性を重視したサプリが多く販売されています。

 

 

サプリの安全性も、妊娠中にはとても重要になる品質です。

 

 

そして、案外、妊娠中のママにとって重要になってくるのは、小さい粒で飲みやすいこと。

 

 

葉酸サプリが一番重要となってくる時期は、つわりに悩まされているママも多い時期。
そんな時期は、とにかく飲みやすいことがとても大切なのです。

 

 

大きい粒のものや、匂いがあるものは、どうしてもつわりの時期にはつらいもの。

 

 

葉酸サプリを選択する場合には、栄養分や安全性といった「品質」と、
「飲みやすさ」を基準に選んでみてください。

 

 

■妊婦さんに人気のサプリご紹介

 

・妊婦さんに人気の、葉酸サプリをご紹介!
・ママのため、赤ちゃんのため、葉酸サプリは重要です

 

 

数ある葉酸サプリの中から、妊婦さんに人気のものをご紹介しますね。

 

 

◇ベルタ葉酸サプリ

 

ベルタ葉酸サプリは、無添加、無香料で、製造ラインのチェックまで実施している、
安全安心なサプリです。

 

 

その安心感から、多くの妊婦さんが愛用中。

 

 

葉酸だけでなく、ヒアルロン酸やコラーゲンなど、
女性に嬉しい美容成分まで配合されているのも、おすすめポイントです。

 

 

◇AFC葉酸サプリ

 

妊娠中のママと赤ちゃんのために開発された、妊婦さん用のサプリです。

 

 

安心の国内製造健康食品で、放射性セシウムのスクリーニング検査も実施されています。

 

 

何より、このサプリは小粒なことが人気ポイント。
つわりで大変な時期でも、匂い少なめの小粒サプリなら、続けられると好評です。

 

 

妊娠中は、ママのためにも赤ちゃんのためにも、葉酸サプリをぜひ摂取したいもの。
でも、サプリ選びは慎重に。

 

 

多くのママ達に選ばれているサプリ、参考にしてみてください。